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信頼される組織をつくる「在り方」の力

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【ミッチェル教えて!Q&A】

Q: なぜ、同じような事業でも
 「信頼される会社」と「そうでない会社」があるのでしょうか。


僭越ながら、
これまでの数多のご相談から
明言できることを
早速お答えしていきます!

結論:リーダーの"在り方"が組織の隅々まで
空気となって伝わっているからです。

 

♦「信頼の空気」は一瞬で伝わる

様々な業界で体験する「信頼の瞬間」

私達は日常で多くの組織と接触しています。
その瞬間に感じる印象を思い出してください


信頼を感じにくい組織の特徴
 

■ 医療機関:

・受付スタッフの私語で待合室が騒がしい

・華美なネイル・メイク
 -患者への配慮がない-


■ 銀行:

-窓口担当者が機械的で、
顧客の状況に関心を示さない


■ レストラン:

-スタッフ同士のやり取りが雑で、
お客様への配慮が感じられない


■ 小売店:

-店員が商品知識もなく、
売ることだけ
に集中している


信頼を感じる組織の特徴:

■ 医療機関:

・受付スタッフの表情に安心感がある
・患者一人ひとりに心を向けている


■ 銀行:

-窓口担当者が顧客の立場に立ち
親身に相談に乗ってくれる

  
■ レストラン:


-スタッフ全員がお客様に心地よい時間を
過ごしてもらおうと
している

■ 小売店:

-店員が商品への愛情と
顧客の満足を心から願っている


この違いは何でしょうか?

-それは「トップの在り方」が
組織全体に浸透しているから-

 

優れた組織では

リーダーが大切にしている


「お客様への想い」

現場スタッフの一つひとつの
行動に現れています。


逆にリーダーが

利益優先で
顧客を軽視していれば


その姿勢はスタッフの態度にも必ず
現れてしまいます。

 

あなたの組織でも同じことが…

リーダーの「在り方」が組織に与える影響
 

例:営業会社の場合

  • 社長が数字しか見ていない
    → 営業スタッフも顧客を軽視する

     
  • 社長が顧客の成功を心から願っている
    → スタッフも自然と顧客第一になる


例:製造業の場合

  • 社長が品質を軽視している
    → 現場でも「とりあえず出荷」の空気

     
  • 社長が品質に誇りを持っている
    → 現場スタッフも自主的に改善に取り組む


     

♦「見えない影響力」の正体

これは会議で話した内容や社内メールで伝えたことではありません。
 

日常の何気ない瞬間に現れる
あなたの「在り方」です:

  
✔エレベーターで部下と一緒になった時の表情

✔受付での来客への接し方
✔困難な状況での振る舞い方

✔電話での話し方の温度感

 

♦信頼されるリーダーの「核」

1. 「目の前の人」への真剣さ

 

様々な業界の優秀な組織から学べること:
 

■ 医療機関:
-患者一人ひとりを大切な人として接する


■ 金融機関:
-顧客の人生設計を真剣に考える

  
■ サービス業:

-お客様の時間を大切にし、満足を心から願う


■ 製造業:
-使う人の安全と喜びを第一に考える


あなたの組織では:


・部下との1on1で、
 本当にその人の成長を願っているか


・顧客との打ち合わせで、
 相手の成功を心から考えているか? 

・同僚の話を、真剣に聞いているか

 

2. 場にふさわしい品格
 

様々な業界の優秀な組織から学べること:

■ 医療機関:

患者の不安な気持ちに配慮した身だしなみと対応
  
■ 金融機関:

 顧客の大切な資産を預かる責任感を表す姿勢


■ サービス業:
お客様の特別な時間を演出する意識


■ 製造業:
品質への誇りと責任感を表す現場の雰囲気


あなたの組織では:
  
・会議での発言は、
 チーム全体のことを考えているか?


・顧客の前での振る舞いは、
 会社の品格を表しているか?


・部下が誇りを持てるような
 背中を見せているか?

 

3. 一貫性のある姿勢
 

様々な業界の優秀な組織から学べること:

  
■ 医療機関:

忙しい時でも患者への配慮を忘れない


■ 金融機関:
どんな規模の顧客にも同じ丁寧さで対応


■ サービス業:
繁忙期でもサービス品質を維持する


■ 製造業:
締切に追われても品質基準を妥協しない


あなたの組織では:
 

・プレッシャーがある時でも、
 価値観を曲げていないか


・上司の前でも部下の前でも、
 同じ人間性でいるか


・順調な時も困難な時も、
 一貫した姿勢を保っているか

 

コーチングで探求したいこと

1.自分の影響力を知る
 

・あなたがいると、
 周りの空気はどう変わりますか?


・部下や同僚は、
 あなたとの時間をどう感じているでしょうか?

 

2.理想の組織文化を描く
 

・どんな会社にしたいですか?
・お客様にどう感じてもらいたいですか?
・社員にどんな誇りを持って欲しいですか?

 

3.今日からできる小さな変化
 

・朝一番の挨拶をどう変えますか?
・会議でどんな『在り方』を示しますか?
・困っている部下にどんな声をかけますか?


♦「在り方」が会社の未来をつくる


様々な業界の優秀な組織に共通するのは、

現場スタッフがお客様に与える印象が
その組織の信頼を左右している


ということです。


あなたの日々の「在り方」が
組織全体の品格と信頼性

決めています。

 

制度や仕組みを変える前に!

まずご自分自身の
「在り方」を振り返る時間
設けてくださいませ。

 


当たり前のことのようですが

リーダーが変われば、
組織の空気が変わります。


組織の空気が変われば、
お客様との関係が変わります。


そして、

最終的に会社の未来が
変わっていきます!

 

それが、

真のリーダーシップの力。

必要な方へお届けできますよう

心からの祈りを込めて。


-a.Michell- 

2025年08月03日 15:15