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誰にも話せない“孤独”とどう向き合うか。

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※本記事は、複数のご相談・対話を通して
私自身が感じたことを、
個人が特定されないよう再構成し記した内容です。

私はこれまで、
麻酔科・歯科領域の女性の先生方から
複数回にわたるセッションのご依頼をいただいてまいりました。

特に歯科医の方々とは、診療だけでなく、
経営・人材・医師会・ご家族との関係など、
表には出せない現実を、共に見つめ直す対話を

重ねてまいりました。

──その中で、感じたのです。
専門職であり経営者であることの孤独は、
言葉には表現しがたいところで、
心を蝕んでいくことを。

 

「診療が終わったあとの、あの静かな時間が一番心にこたえる」

 

ある歯科医院を経営されている先生が、

ふとこぼされた言葉です。

 

日中は患者様やスタッフの皆様との会話で
賑やかな院内も、


診療時間が終わると急に静寂が訪れる。

 

その瞬間に、
言葉にできない疲労感がじわりと
湧き上がってくる

 

──それは単なる身体的な疲れではなく、


もっと深いところにある感情からでしょう。

 

院内には女性スタッフが多く、

世代も立場も、価値観も
それぞれ異なります。

 

診療技術とはまったく違う、
「人との距離感」が問われる時間

 

―それもまた、院長という立場に求められる
重要な役割の一つなのです。

 

 

♦ スタッフの人生の変化と
「変わらない責任」のはざまで


開業医の先生方が直面する課題は

診療だけにとどまりません。

 

✅妊娠・出産に伴う急な休職や復帰調整
✅パートナーの転勤による突然の退職
✅若手スタッフとの価値観の違い
✅ベテランスタッフとの意見の衝突
✅シフト調整や新人教育への配慮


医療技術の提供に加えて、

経営判断・人事管理・心理的サポートの
すべてを一手に担う


──この責任の重さは、
同じ立場を経験した人でなければ、


なかなか理解してもらえない苦悩です。

 

 

♦「プロとして感情をコントロールする
 意識」が負担を増大

 

スタッフの前では冷静に、理性的に。

 

 患者様の前では常に穏やかに。

 

 ご家族には安心感を与えて。

 

そうした“役割”を果たし続けるうちに、

本来の自分の気持ちや、

「違和感」に蓋をしてしまっていること、
 

ふと気づく瞬間があるのかもしれません。

 

♦ 正解を求めるのではなく、
「判断軸を立て直す時間」が必要


お話しさせていただいて感じますのは、
多くの開業医の先生方は
「誰かに答えをもらいたい」わけではない、
ということです。

むしろ、
ご自分で考え、分析し選び、進む強さを
持っておられるからこそ─


感情を整える場や、
“本音を置いておける空間”の必要性を、
ご自身で感じ取っていらっしゃるのだと
思います。

私のような者ができることは、
本当に限られています。


しかしながら

セッションが
誰にも話せなかった想いを
そっと置いておける場所として


ご自身の“判断軸”や“静かな確信”を
取り戻す一助となるなら、


ほんの少しでも
“思考と感情を整える”お支えになれるなら、


それは、私にとって何よりの喜びです。

 

 責任を全うするために
「本来のご自分」に還る時間

 

職場でも家庭でも、
外では「先生」として見られ続ける日々の中で、


“肩書きのない自分”として立ち返る時間
必要になるときがあります。

 

それは責任を手放す、という意味ではなく

むしろ、

責任を持ち続けるために必要な

「軸の再確認」です。

 

ほんのすこしの静かな対話が、

 

その後の判断や人との関わり方に、

 

前向きな変化をもたらすことがあるのです。

 

♦  エグゼクティブ向け個別セッション

 

診療・経営・人材マネジメントの狭間で、


「思考と感情の整理」が
必要だと感じていらっしゃる方へ。


開業医・エグゼクティブの方々へ
セッションによる「対話の時間」を
ご提供しています。


♦詳細のお問い合わせ

公式LINE或いは本HP「お問い合わせ」よりお願いいたします。

a.Michell

2025年06月17日 01:01